一年生
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「さまざまな事思ひ出す桜かな 芭蕉」

今朝は雨、日本中が雨と言っても良い。

調度桜も満開、花散らしの雨でもある。

部屋から見るグランドの桜は雨の中満開を迎えたようだ。

昨日の朝は一部、夕方には七八部咲いていた。

そして4月8日、我が家から一年生が生まれた。

あれこれ考えると三人目。私の息子、娘。そして孫。

婆も同じ小学校。私とパパは別な学校。

 冒頭の句はある人の結婚式で聞いた。

その子の家を作った大工さんの結婚式だと思う。

今から何年前だろう。現役で私は仕事をしていた。

向に座る係長の娘さんが結婚すると言う。

その席に招かれた。そのスピーチで聞いた。

当時は俳句などしない。趣味は釣りかパソコン、インターネット

だったかもしれない。

今の家は62才の時にリフォームを考えた。

だが大工さんが決まらない。地元の大工さんはバルブ弾けみな止めた。

仕方なく大手の地元のメーカーなど、あちこち見学した。

或る日、その一軒の住宅メーカーのセールスマンが訪ねてきた。

一番関心あるメーカー。木造が多いのが良いと思っていた。

話していると奥さんは二本松に勤めていた智恵子の森の住人だと言う。

つまり係長の娘さんだった。これはと思ってリフォームを依頼

結果的には建て替えた。

2017年7月孫が生まれ娘夫婦が産院から真っ直ぐ

そのリオフォームした家に越してきた。越して良いかと言う。

反対する理由はない。だが部屋をどうするか。

結果的には同じ大工さんに相談、狭い庭に建つかどうか。

結果的には娘の部屋を壊し増築した。

震災で工事が立て込み一歳になってから完成。

その孫がもう七歳。早いもんだ。

そして今日の「自由に五七五」一句をあれこれいじっていたら

これを思い出した。

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